院長津田晃男
1992年、日本医科大学卒業。大学病院で小児科の医師として勤務するなかで、乳幼児期に乳児湿疹や脂漏性湿疹といった皮膚トラブルが多いことに着目。皮膚科の教室に通い、皮膚科の医師としての基礎的な知識を得て、1999年に若松皮ふ科こどもクリニックを開業。小児科と皮膚科の2科目診療のかたわら、予防接種の普及や地域の学校医など幅広く活動している。
小児科と皮膚科の2科目診療
乳幼児に多い皮膚トラブルにも対応
乳幼児は皮膚トラブルが起こりやすいものですが、小さな子どもを連れて小児科と皮膚科を受診することは大変です。そのため大学病院で専門としていた小児科にくわえ、新たに皮膚科の勉強をして、2科目診療のクリニックとして開業しました。継続して患者さんを診療する地域のかかりつけ医として、患者さんの変化を見落とさないよう心がけています。そのうえで、重篤な症状が疑われる場合には迅速に高度医療機関へ搬送します。
開業当時と比べると定期予防接種の種類が増え、乳幼児の感染症への感染は減りました。一方でまだ先天性風疹症候群のように、妊娠前の女性への接種及び社会全体での予防接種の普及により、妊婦さん自身の発症予防、重症予防のみならず、胎児への影響を防ぐことができる病気もありますので、予防接種の啓発には力を入れています。風疹や麻疹、帯状疱疹、肺炎球菌などの成人向け接種も行っていますし、種類が多くスケジュール管理が難しい乳幼児の予防接種は任意接種も含め、当院でスケジュールを提案します。電話でも相談が可能ですので、是非ご相談ください。
小児科と皮膚科の
2科目診療をしています
小児科と皮膚科の知識を持つ医師がお子さんを診療しますので、小児科と皮膚科の症状別に複数の病院にかかる必要がありません。
予防接種の普及に
力を入れています
予防接種は病気の予防に有用な手段です。クリニックの診療だけでなく学校医や医師会の活動を通して、普及に取り組んでいます。
小児科と皮膚科
乳幼児に多い乳児湿疹やアトピー性皮膚炎といった皮膚トラブル。当院では大学病院で小児科を専門に診療し、皮膚科の知識も学んだ医師が風邪などの症状から皮膚トラブルまで対応しています。子どもは体力が弱く急激に症状が悪化することもありますので、保護者の方には悪化した際の症状やリスクを説明し、速やかに受診してもらえるよう努めています。
予防接種
日本小児科学会推奨のプランをベースに、基礎疾患や流行状況などを踏まえて、その方に合わせた方法をご提案いたします。看護師から受付担当までスタッフ全員が予防接種について勉強していますので、受付の段階でもある程度の質問にはお答えできますし、お電話でのご相談も受け付けています。お仕事の都合などで時間内に接種できない場合は、時間外でも対応しますので、ご相談ください。
成人向けのワクチン・予防接種
肺炎球菌や風疹、麻疹、帯状疱疹など成人向けの予防接種も行っています。特に風疹と麻疹は接種を受けていなかったり、接種回数が少なかったりする世代があり、検査をして抗体がなければ予防接種をお勧めします。新宿区では一定の条件を満たすと風疹と麻疹の抗体検査を無料で受けることができ、抗体値が低い場合はワクチンの接種費用の助成が受けられます。当院は抗体検査と接種の指定医療機関です。
若松皮ふ科こどもクリニック
都営大江戸線 若松河田駅から徒歩3分
東京メトロ副都心線 東新宿駅から徒歩10分
都営新宿線 曙橋駅から徒歩15分
当院では、当院を継続して受診され同意された患者さんに小児科の「かかりつけ医」として次のような診療を行います。
●急性疾患を発症した際の対応の仕方や、アトピー性皮膚炎喘息その他乳幼児期に頻繁にみられる慢性疾患の管理等について、かかりつけ医として療養上必要な指導及び診療を行う。
●他の保険医機関との連携及びオンライン資格確認を活用して患者が受診している医療機関を全て把握するとともに必要に応じて専門的な医療を要する際の紹介等を行う。
●患者について、健康診査の受診状況及び受診結果を把握するとともに、発達段階に応じた助言・指導を行い保護者からの健康相談に応じる。
●患者について、予防接種の実施状況を把握するとともに予防接種の有効性・安全性に関する指導やスケジュール管理等に関する指導を行う。
●発達障害の疑いがある患者について、診療及び保護者からの相談に応対するとともに、必要に応じて専門的な医療を要する際の紹介等を行う。
●不適切な養育にも繋がりうる育児不安等の相談に適切に対応する。
●「小児かかりつけ診療料」に同意する患者さんからの電話等による問い合わせに対応しております。
夜間、休日等当院がやむを得ず対応できない場合などは小児救急電話相談にご相談ください。
連絡先
小児救急電話相談 ♯8000 又は ♯7119
若松皮ふ科こどもクリニック